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白磁の種類
☆純白磁
純白磁は白磁を作る原料の胎土と純な釉薬以外に
他の物質を全く使わないで純粋な白色の磁器を言います。
技法には、何の紋様のない素紋、陰刻、陽刻、透彫
などがあります。
☆象嵌白磁
象嵌白磁は、成形を施した器の表面に紋様を陰刻し、
その部分に赭土を埋め込んだ後、白磁釉薬をかけて
焼いたもので、紋様が黒く現れるのが特徴です。
この象嵌白磁は、高麗の象嵌技法を受け継いだものです。
☆青華白磁
青華白磁は、純白の器の表面にコバルト顔料で絵付けをし、
灰汁(あく)や純度の高い長石系の釉薬をかけて焼いたものを
言います。
初期青華は、輸入した回回青を使っていたが、
18世紀頃から、韓国国内で生産された土青が使われた。
紋様は梅鳥、蘭、松竹、梅竹、梅花、蓮判草花文、如意珠、
詩銘などが紋様として描かれました。
☆鉄絵白磁
鉄絵白磁は、素焼きした白磁の器面に鉄の成分を多く
含む絵の具で絵付けした上に白釉薬をかけて焼いたものを
言い、多くは17世紀頃にかけて作られました。
紋様は褐色か黒褐色を帯び、朝鮮王朝初期から末期にかけて
製作され続け、紋様が稚拙なものから抽象的なもの、
絵画的なものと、時代によって、また窯によって、
数多くの種類があります。
☆辰砂白磁
純度の高い白土で成形をした器面に酸化銅などで紋様を施し、
白磁釉薬をかけて焼いたものです。
酸化銅は窯の中で高熱により還元されて紋様が赤く現れるのを
特徴としています。諧謔的な絵が多く描かれました。
【注】
『陰刻』とは、白磁の素地に鋭い針や櫛状のもので、
細かい線彫り紋様を彫りつけたもののことです。
『陽刻』とは、白磁の素地に、そっと軟らかく、
また強く立体感をつけながら、紋様を彫りつけた
もののことです。
『透彫』とは、厚めに作られた器壁を、へらや刃物でえぐりとって、
紋様を表したものを言います。 |